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おもちゃ箱3!

〜大和ミュージアムOff〜

 

2009年9月5日

いつもの3人で広島県は呉市・大和ミュージアムへ行ってきました

例によって、当日のレポをお送りいたします

 

今回はひうちクンが大阪からの参加ですので直接迎えにいきます

フェリーターミナルで乗船待ちのギャラン

 

前日の仕事込みで、一睡もしていない状態からのロングドライブとなりますので

本州へ渡る手段は明石大橋ではなく、仮眠時間を取れるフェリーをチョイス

 

しかしながら

 

寝付きの悪い僕がそんなに簡単にオチるはずも無く、結局はいつもの通り船内ではしゃぐ羽目になってしまいました

 

僕らが座った場所の近くでこんなのを発見

なんだこれ

誰かここでゲロったのでしょうかねw

 

客室は始発である事も手伝ってか、この通りがら空きでしたが

 

例の社会実験の効果か、車両甲板はすし詰め状態

 

和歌山までの2時間、ギャランはここで静かに待ちます

 

ナゼかいつもより揺れる航路を楽しみつつ、和歌山へ到着

阪和自動車道で大阪を目指します

しかし、初めて阪神高速を走りましたが

 

何なの、あのクルマの量

 

高速道路のはずなのに

速度は乗らない、車間距離は詰め詰め、オマケに車線変更はちょっとした冒険

大阪って、怖ぇトコだわ

 

でも、この日のために付けたETCは大活躍

ストレスも無く、スムーズに料金所を通過します

これが現代のドライブだなと思います

本当に現代のドライブを謳うならクルマはガソリン車ではなくハイブリッド車かEVであるべきだったのでしょうかね

まあ、低燃費が売りのGDIエンジンですから、ソコは大目に見てもらいましょう(謎)

 

途中、こんなクルマを発見

陸自の車両のようです

ひうちクンによると、新装備のテストをする部署の車両だそうです

なんでそんなのが分かるのよ

 

 

阪神高速→中国自動車道→山陽自動車道のルートで広島を目指しますが

途中、宝塚I.C付近で故障車が居た模様です

7kmに及ぶ渋滞に巻き込まれました

これにより、カーナビの到着予想時刻は遅くなる一方

できれば午前中には呉入りしたかったのですが、どうやらかなり厳しい状況になりそうです

 

睡眠不足も手伝って、少し疲れてきましたので

途中のS.Aでクルマを停めて少し休憩を取ります

 

スタバがありましたのでコーヒーを飲みますが

実は、僕はスタバは初体験だったりします

何も知らないですから

カップのふたの穴からコーヒーを飲むという、田舎モン丸出しの赤っ恥をかきました

あのフタ、やっぱり外すんですね・・・

ええ、思いっきり工場長に笑われましたよ

 

しゃーねーじゃんかよ

仕事が忙しくって都会に遊びにいく時間なんて無いんだからよ

 

でもま、コーヒーは旨かったから良しとします

 

旅の恥はかき捨て

気を取り直してステアリングを工場長に託し、また走りはじめます

ここで、僕はひうちクンのために用意したネタを取り出します

 

ガンダムです

初代ガンダム(最近ではファーストって言うんですかね?)劇場版3部作のDVDをクルマに持ち込んでましたので

ひうちクンと鑑賞会です

Notガノタの工場長にはかわいそうですが、運転手に専念してもらいますw

 

付けててよかった、カーナビ!

(喜ぶベクトルが少し違う気がしますが)

 

やれクラウンの演技はやはり当時のものが一番イイだとか

作画ミスが目立つが、それがイイ味を出してるだとか

おそらく工場長には理解できないようなガンダム談義をしているうちに広島県にはいりました

ランバ・ラルが登場する辺りのシーンで再び僕が運転席に戻り、一路呉を目指します

 

今にして思えば呉I.Cで降りればいいものを

何を思ったのか西条I.Cで降りてしまった僕らは下道をノロノロと走る事に

誰だ、ナビのルート指定を距離優先なんぞにしたのは!

 

13:00頃、ようやく大和ミュージアムへ到着

カメラをセッティングするついでに外観を撮影

 

入場券(大人一人500円)を購入し、いざ突入です

 

大和ミュージアムの主役、国内最大の10分の1スケールの戦艦大和の模型がお出迎えです

大和の写真はこちら

 

こんな可愛いのもお出迎え

 

コイツ(マスコットじゃないですよ、念のため)を撮影するためにわざわざ来たようなもんです

やっぱり、20mmの超広角レンズの威力は絶大ですね

 

ただ、やっぱり安物の所為か、画面の外側に行く程画像が流れるような仕上がりになるようです

多分、ミノルタの17-35mm f:3.5Gとかだとこんなのもキチンと補正されるんでしょうね、きっと

でも、買えませんよ、Gレンズなんて

僕の給料だと、どう考えても13万とか出てきませんもの

 

大和の艦首側から見て左側の展示は戦艦大和や、太平洋戦争に関する史料などがあります

僕は去年来た時に見ているのでパス

撮影も禁止ですしね

 

次は右側の展示スペースへはいります

 

ここには本物の零戦や、人間魚雷の回天、特殊潜航艇などが展示してあります

ここも、細かな説明などは前回見ていますので撮影に専念します

今回はあくまで撮影のために来たので、歴史のお勉強はまたの機会にとでもしておきましょう

 

本当の軍ヲタなら、ここでは回天やら特殊潜航艇やらの展示的には”脇役”に走るのでしょうが

ミーハーな僕はやっぱり零戦を撮りまくります

零戦の写真はこちら

 

やっぱり零戦はカッコええです

現存する零戦からパーツをコピーして

なんとか飛行可能な機体を複製できないものかと工場長と話していました

理論的には不可能ではない気はしますが

コストを考えると、やはり現実的ではないのでしょうね

 

ここらで、戦争史料から少し離れて

ちょっと子供用の展示スペースへはいります

 

ここでは体験型の展示にスペースを割いており

いわゆる「遊ぶ」タイプの展示がメインになります

 

なんだか趣旨のよくわからないマシンを発見

自転車の形をしているためか、工場長が

超 反 応

明らかにサイズが合いませんが

全力でペダルをこぎます

 

船のシミュレーターがありましたので遊んでみます

 

舵手:ひうちクン

見張り:工場長

工場長は本当に双眼鏡を持ってます

ひうちクンが持ってきたものです

 

二人がシミュレーターで遊んでる間、後ろで待ってる家族連れが殺気を放ってましたので

僕は今回は遠慮しておきました

 

来場者のほとんどが携帯やらコンデジで写真を撮ってました

一眼レフなんて持ってきてるのはぱっと見、一人か二人くらいでしたね

 

やっぱり、一般の人は一眼レフは超高級品だとでも思ってるんでしょうか

そんな高いもんでもないんですがね・・・ファミリー層向けの機種とかならば

 

誰かMINOLTAとか持ってきてないかと少しwktkしてたのですが、やはりダメでした

 

ソコへ行くと、僕ら一体・・・何なんだ、この一眼レフの山は

 

 

いつぞやの4台並べた写真も尋常ではないですが

今回は5台あります

明らかに人数と合いません

試しに、一人で全部のカメラをブラ下げてみたらこうなりました

 

もうね、馬鹿かと。アホかと

何この「次の電柱までカバン持ち」状態

子供の頃、やった事あるね?

 

つか、今気付いたのですが

カメラとストラップのメーカー名がちぐはぐな気がします

MINOLTAのストラップはSONYについてますし

Canonなんて一台も無いですよ

別に、ストラップでハッタリかますような意図は無いんですが・・・

 

さて、気を取り直して

最後の展示です

 

大和の次に撮りたかったこの模型

 

陽炎型駆逐艦8番艦

”雪風”

 

そう、僕のH.Nの由来でもあるこの船を是非撮りたかった

この模型は目線の高さに展示してあるので、甲板を撮る場合はライブビューを駆使してのハイアングル撮影です

 

ノーファインダー撮影が得意な人ならこんな機能に頼らずともこの画が得られるのでしょうが(工場長が一発撮りで実証済み

僕にはそんな技術は備わっていないのでね・・・

 

そこで、機材の性能を頼る訳ですよ

オマケ程度に考えていたライブビュー機能はこんな形でたまに役立ちます

 

予定していた撮影は一通り消化しましたのでミュージアムショップへ入ります

 

海自艦のzippoや各種土産物を眺めるだけ眺めて

何も買わずに出てきます(ヲイ)

 

だって、商品は基本どこでも手に入るようなプラモデルとかですもの

わざわざここで買う意味ないですよ

お菓子の類は前回買ったし・・・

 

入場した時には気付きませんでしたが

エントランスホールの片隅で、何やらデモンストレーションをやっているのを発見

9月末に発売される

技MIX地上航行模型シリーズ『戦艦大和』

だそうです

 

そういえば、以前にニコニコで見かけましたね

おお〜、これかぁ

とか思いながら説明を聞きます

 

前・後進、左右旋回、1・2・3番主砲旋回、1・2番副砲旋回、測距儀旋回

等のギミックを備え、なおかつ極めつけは

菊水作戦時の大和沈没前の2時間を10分に凝縮して再現する機能を持つそうです

さすがに転覆して爆発、なんて機能はありません

 

少しデモンストレーションを見せてもらいましたが

なかなかの出来です

精密に作り込まれたディテールはマクロ撮影にも充分耐えられそうだったので

試しに撮ってみました

 

このとき、ふっと素晴らしいアイディアが浮かびます

 

「白黒モードにして、ノイズを乗せてやれば、かなり当時っぽく写るんではなかろうか?」

 

さっそく、アイディアを実行します

撮影モード・白黒

ISO感度・MAX

 

MINOLTA系のデジタルノイズは、結構フィルムの粒子っぽく出ますので

ばっちりと予想通りの写真になりました

  

こんな感じ

 

撮れた写真をさっそくブースの担当に見せてみます

 

営業Aおおっ!コイツぁ、ホントに米軍機が撮影したみたいな写真ですね!

営業Bそれっぽいっすよ!それっぽいっすよ!!

 

多分、あまり相手にされなくてヒマだったのでしょうか

何人かいた担当者さん達、大喜びw

僕も調子に乗って撮りまくります

 

撮っては見せてみて、また撮って・・・

無限ループに陥りそうな僕を冷めた目で観察しているひうちクン・・・

更に、騒ぎを見て野次馬が集まってきています

ここで、テンションゲージを振り切ってる僕もようやく我に返ります

 

時計を見てみると、すでに時刻は15時近くなっています

まさか、貴重な時間を大和ミュージアムだけで浪費するわけにはいかず

後ろ髪引かれる思いでミュージアムをあとにします

 

お値段およそ23,000円だそうですが

工場長は購入を決定したそうですw

 

 

鉄のくじら館編へ続く

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